クレジットカードの付帯保険が重複した場合の保障

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クレジットカードの付帯保険が重複した場合の保障

 「クレジットカードの海外・国内旅行時の保障」で、クレジットカードに自動で付帯する―旅行傷害保険について解説しました。上記の記事で、旅行傷害保険とは、“旅行中のけが・病気・賠償責任・携行品の損害”を補償する保険だと解説しました。

 このような付帯保険がついた―クレジットカードを複数枚持てば、保険がより手厚くなるのでないかと考える方もおられると思います。なぜなら、(1)複数のクレジットカードを持っている場合、付帯保険の保障は重複することが多い(“死亡後遺障害”・“携行品の損害”の補償など)ですが、(2)保障が重複するなら、補償額は合計されると考えるのが自然だからです。では、複数のクレジットカードをもっていて、付帯保険が重複している場合、保障はどうなるのでしょうか?

 複数のクレジットカードを持っている場合の―付帯保険の重複適用は、以下です。なお、以下は、“海外旅行傷害保険が重複している場合”について解説しています。“死亡・後遺障害”は、もっとも高い補償額を上限として、付帯保険の保険会社が分担して補償します。“傷害・病気治療費用”・“携行品の損害”は、複数カードの補償額の合計を上限として、付帯保険の保険会社が分担して補償します。
※ 契約内容によっては、上記と異なることもあります。ご自身で契約内容は確認しておいてください。

図:クレジットカードの付帯保険が重複した場合の保障(海外旅行傷害保険)
クレジットカードの付帯保険が重複した場合の保障(海外旅行傷害保険)






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