クレジットカードの不正使用を防止するための自己防衛策

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クレジットカードの不正使用を防止するための自己防衛策

 クレジットカードを使用すれば、現金で購入するよりもお得に買い物ができます。なぜなら、クレジットカードは使用額に応じてポイントがもらえ、獲得したポイントはギフト券などに交換できるからです。

 ただ、クレジットカードは、紛失・盗難の場合に、限度額まで不正に使用されてしまう危険性があります。理由は、クレジットカードは、本人でなくても使えるからです。では、どうすればクレジットカードを紛失した場合や、盗難されてしまった場合の―不正使用を防止できるのでしょうか?

 “不正使用防止のための自己防衛策を徹底する”といいです。具体的には、以下です。

    ●不正使用を防止することを意識して、本人確認情報を設定する
    ●不正使用の被害額を少なくするため、カード限度額を低めに設定する
    ●不正使用を防止するため、クレジットカードの貸し借りは絶対にしないようにする

不正使用を防止することを意識して、本人確認情報を設定する

 カードの紛失・盗難の場合に、不正使用を防止するには、自己防衛策を徹底するといいと解説しました。ここでは、まず、“不正使用を防止することを意識して、本人確認情報を設定する”から解説していきます。

 先ほど、クレジットカードの紛失・盗難の場合、限度額まで不正に使用されてしまう危険性がある―と書きました。

 ただ、現金を落とした場合に比べ、むしろクレジットカードは、不正使用が起こりにくいと言えます。なぜなら、クレジットカードは、使用の際にサイン、または暗証番号で本人確認されるからです。

 しかし、本人確認情報の設定に不備があると、本人確認による―“不正使用防止効果”が発揮されない可能性があります。では、不正使用を防止するためには、どういったことを意識して、本人確認情報を設定すればいいのでしょうか?

 不正使用を防止することを意識して、本人確認情報を設定することが重要です。具体的には、以下です。(1)まず、クレジットカードを取得したら、裏面にサインをしておきます。これは、クレジットカードを拾った、または盗んだ人物が、自分でサインをして使用するのを防ぐために必要です。(2)次に、クレジットカードの暗証番号は、“他の身分証明書で推測できる数字(生年月日など)以外”を設定します。これは、カードと一緒に、生年月日等がわかる―身分証明書が盗まれた場合に、暗証番号を推測して使用されるのを防ぐために必要です。

図:不正使用を防止することを意識した―本人確認情報設定
不正使用を防止することを意識した―本人確認情報設定

    わき道にそれますが、岩田昭男さんの本*に、“自分だけが分かる暗証番号を決めるコツ”について役立ちそうな記載がありました。それは、「(暗証番号に)自分が忘れられない記憶にまつわる数字を使う」というものです。
    * 岩田昭男 『クレジットカード これだけ知れば怖くない』 株式会社 実業之日本社、2005年、170頁より引用

不正使用の被害額を少なくするため、カード限度額を低めに設定する

 クレジットカードの紛失・盗難の場合に不正使用を防止するには、“不正使用を防止することを意識した―本人確認情報の設定”が重要だと解説してきました。

 ただ、クレジットカードの裏面にきちんとサインをしていたとしても、サインは目で確認するのが基本であるため、サインをまねされることで“サインでの本人確認”を突破されてしまう可能性もゼロではありません。その点でいうと、推測が困難な番号を設定した―“暗証番号での本人確認“は、比較的安全です**。
** ただし、暗証番号を盗まれ、暗証番号を使ってカードを使用されてしまった場合、カード盗難保険の対象外となる可能性があります。そのため、暗証番号の管理には、特に注意してください。
では、クレジットカードの本人確認を突破されてしまった場合に、被害額が少なくなるように備えるにはどうすればいいのでしょうか?

 クレジットカードの限度額を低めに設定しておくといいです。(1)例えば、“月に20万円以上使わないことが確実”とわかっている方は、ショッピング限度額は20万円にしておくといいでしょう***。(2)また、“キャッシングを使わないことが確実“である方は、キャッシングの限度額を0円にしておくといいでしょう。
*** 旅行に行くことが決まった場合など、限度額以上の額が必要になったら、カード会社に電話して一時的に限度額を増やしてもらうように依頼することも可能です。

図:不正使用の被害額を少なくするための―カード限度額設定
不正使用の被害額を少なくするための―カード限度額設定

不正使用を防止するため、クレジットカードの貸し借りは絶対にしないようにする

 クレジットカードの紛失・盗難の場合に不正使用を防止するには、“不正使用防止を意識した本人確認情報を設定”し、“クレジットカードの限度額を低めに設定”するといいと解説しました。

 ただ、上記の2つを徹底したとしても、クレジットカードをご家族や、親しい方に貸してしまうと意味がありません。あなたがクレジットカードを貸した方が、“~を買うからクレジットカードを貸して”という―約束に反して高額の買い物をしてしまった場合でも、当然、クレジットカードの持ち主(=あなた)に支払いの義務が発生します。では、クレジットカードの貸し借りによる不正使用を防止するにはどうすればいいのでしょうか?

 単純に、クレジットカードの貸し借りを絶対にしないことが大切です。

図:クレジットカードの貸し借りは絶対にしない
クレジットカードの貸し借りは絶対にしない






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