これまでのクレジットカードは、磁気ストライプのみが付いたカード(以下:磁気ストライプカード)が主流でした。しかし、磁気ストライプカードには、“偽造されやすい”―という問題点がありました。磁気ストライプカードが偽造されやすい理由は、(1)偽造カードは、カードの中の情報をコピーして作られますが、(2)磁気ストライプカードの中の情報は、簡単にコピーされてしまうからです。
ただ、この状況に対応するため、ICチップが付いたクレジットカード(以下、ICカード)が普及してきました。ICカードと磁気ストライプカードとの見分け方は、以下です。まず、ICカードには、カード表面の左の方に四角いチップがあります。一方、磁気ストライプカードには、チップがありません。では、磁気ストライプカードからICカードに代わると、どんな利点があるのでしょうか?
ICカードには”偽造が困難”だ―という利点があります。ICカードの偽造が困難な理由は、(1)先ほど解説したように、偽造カードは、カードの中の情報をコピーして作られますが、(2)ICカードの中の情報は高度に暗号化されているため、コピーすることが困難だからです。
図:磁気ストライプカードとICカードとの―カード情報のセキュリティの違い
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