利用明細書を使って、クレジットカードの不正使用がないか確認

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利用明細書を使って、クレジットカードの不正使用がないか確認

 最低限の自己防衛をしっかりおこなっていた場合、クレジットカードの紛失・盗難による不正使用被害は補償されます。最低限の自己防衛とは、クレジットカードの裏面にサインをする・クレジットカードを他人に貸さないようにする―などです。

 ただ、不正使用被害に気づかないと、紛失・盗難保険による―補償を受けられない可能性があります。なぜなら、(1)不正使用被害に気づかないと、カード会社に被害を届け出ることができませんが、(2)紛失・盗難保険は、カード会社に届け出なければ補償されないからです。

 さらに、紛失・盗難保険には補償期限も定められている*ため、不正使用被害にあった場合には、“少しでも早く気づくこと”が重要になります。
* 補償期限の例:カード会社に届け出た日から、60日前にさかのぼった日以降の被害を補償する―など。
では、不正使用被害にあったことに少しでも早く気づくには、どうすればいいのでしょうか?

 毎月、利用明細書でクレジットカードの使用状況を確認するといいです。クレジットカードの使用状況の確認方法は、以下です。

    1. 利用明細書が送られてくるまで、クレジットカードの利用控え(またはレシート)を保管しておく
    2. 利用明細書が届いたら、1.と、利用明細書とを比較し、買っていないものの代金が請求されていないか確認する

1.利用明細書が送られてくるまで、クレジットカードの利用控え(またはレシート)を保管しておく

 不正使用被害にあったことに少しでも早く気づくには、毎月、利用明細書でクレジットカードの使用状況を確認するといいと解説しました。ここでは、まず、“利用明細書が送られてくるまで、クレジットカードの利用控え(またはレシート)を保管しておく”から解説していきます。

 不正使用被害の確認をするには、まず、“確実に使用した分”についての記録を残しておく必要があります。確実に使用した分の記録を残しておく必要がある理由は、(1)利用明細書の請求分から確実に使用した分を除いて、残ったものが不正使用分ですが、(2)上記の確認のために、“確実に使用した分の記録”が必要になるからです。では、確実に使用した分についての記録を残しておくには、どうすればいいのでしょうか?

 利用明細書が送られてくるまで、買い物の時にもらった―クレジットカードの利用控え(またはレシート)を保管しておくといいです。

図:“確実に使用した分”を記録するため、クレジットカードの利用控えは保管しておく
“確実に使用した分”を記録するため、クレジットカードの利用控えは保管しておく

2.利用明細書が届いたら、1.と、利用明細書とを比較し、買っていないものの代金が請求されていないか確認する

 不正使用に気づくためには、まず、利用明細書が送られてくるまで、買い物の時にもらったクレジットカードの利用控え(またはレシート)を保管しておく必要がある―と解説してきました。

 次に、利用明細書が送られてきたら、1.で用意しておいたクレジットカードの利用控え(またはレシート)を使って、不正使用がないか確認していきましょう。では、具体的にどうやって不正使用が無いか確認するのでしょうか?

 それは、クレジットカードの利用控え(またはレシート)と、利用明細書とを比較し、買っていないものの代金が請求されていないか確認することでおこないます。

図:利用明細書と、カード利用控えとを見比べて確認する
利用明細書と、カード利用控えとを見比べて確認する

    わき道にそれますが、カード会社によっては、利用明細書をインターネット上で確認できるサービスをおこなっている場合もあります。このサービスは、過去6ヶ月程度さかのぼって利用明細書を確認できることが多いため、非常に便利です。





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