おサイフケータイを使う場合、日頃からICカードロック*をかけておくべきです。日頃からICカードロックをかけておくべき理由は、(1)おサイフケータイでの決済(ポストペイ型電子マネー)は、使おうと思えば数十万円の使用が可能ですが、(2)おサイフケータイでの決済には、本人確認がないからです**。
* 電子マネーなどに鍵をかけるセキュリティ機能のことです。
** iD・QUICPayの場合、高額決済の際に、暗証番号が必要になる場合があります。
ただ、ICカードロックには、“ICカード機能を使うためにロックを解除した場合、使用後に再度ロックを設定しなおさなければならない”―という欠点があります。このことが欠点だと言える理由は、以下です。まず、使用後に再度ロックを設定するのは、忘れやすいからです。また、使用後に再度ロックを設定するのは、面倒だからです。では、どうすればICカードロックの欠点をなくすことができるのでしょうか?
以下のような―“ICカードロックを一時的に解除する機能”を使うといいです。ICカードロックを一時的に解除する機能には、以下の2つがあります。まず、ICカードロックを解除した場合、指定した時間経過後に自動でロックしてくれる機能です。次に、ICカードロックを、指定した時間だけ解除する機能です。なお、ICカードロックの一時的な解除機能は、上記のいずれか一方がついています***が、いずれも“指定した時間が経過したら自動で再度ロックする”―という点で同じです。
*** 機種によっては、“ICカードロックの一時的な解除機能”がない場合もあります。
※ 当記事は、従来のおサイフケータイについて記述しています。したがって、スマートフォンの場合は、異なる可能性があります。
図:ICカードロックを一時的に解除する機能
- わき道にそれますが、先ほど解説したとおり、“ICカードロックの一時的な解除機能”の有無は、機種によって異なります。この機能の有無は、購入前に、公開されている携帯電話の取扱説明書で確認しておきましょう。
図:各携帯電話会社の取扱説明書ダウンロードページ
携帯電話会社名 | 携帯電話の取扱説明書ダウンロードページ |
ドコモ | ドコモの取扱説明書ダウンロードページ(外部サイト) |
au | auの取扱説明書ダウンロードページ(外部サイト) |
ソフトバンク | ソフトバンクの取扱説明書ダウンロードページ(外部サイト) |
「おすすめクレジットカード」を解説した記事はこちら
>>https://card.teiiyone.com/cat60/