「デビットカードの利点:発行のハードルが低い」で、デビットカードの利点として、“クレジットカードよりも発行のハードルが低いため、多くの方が取得可能であること”―を挙げました。
ただ、クレジットカードを取得できる方は、クレジットカードを取得した方がいいです。なぜなら、デビットカードは、ポイント還元率が低めに設定されているからです。ですが、あなたが“クレジットカードの取得の難しい方”である場合、現金で買う場合には受けられない―“ポイント還元”が受けられるので、デビットカードはおすすめです。では、デビットカードのポイント還元率は、どの程度なのでしょうか?
デビットカードの還元率は、利用額の―0.2%・0.5%の2種類があり、カードによって異なります。各デビットカードのポイント還元率は、以下です。(1)SURUGA Visaデビットカード(=スルガ銀行の発行するデビットカード)のポイント還元率は、0.2%です(正確にはポイント還元ではなく、キャッシュバックです)。(2)楽天銀行デビットカードのポイント還元率は、カードの種類によって異なります。楽天銀行デビットカードの各カードの還元率は、(ア)楽天銀行デビットカード(ゴールド)の還元率が、0.5%(1000円で5ポイント*)、(イ)楽天銀行デビットカードの還元率が、0.2%(1000円で2ポイント*)―です。なお、楽天銀行デビットカードのポイントは、1000円未満の端数には付かないため、実際の還元率は表示より下がることがあります。
* 付与されるポイントは、“楽天スーパーポイント“です。
図:楽天銀行デビットカード利用額の端数切り捨てによる―還元率への影響
カード名 | ポイント付与 | 還元率 | |||
3000円付近(1回の使用額) | 10000円付近(1回の使用額) | ||||
3000円 | 3999円 | 10000円 | 10999円 | ||
楽天銀行デビットカード(ゴールド) | 1000円→5ポイント | 0.5% | 0.38% | 0.5% | 0.45% |
楽天銀行デビットカード | 1000円→2ポイント | 0.2% | 0.15% | 0.2% | 0.18% |
- わき道にそれますが、デビットカードのポイント還元日は、カードにより異なります。各カードのポイント還元日は、以下です。まず、SURUGA Visaデビットカードは、1月1日~12月31日の利用額に0.2%を掛けた額が、翌年1月中にキャッシュバックされます。また、楽天銀行デビットカードは、(あ)前月27~今月6日に獲得したポイントは、8日、(い)今月7日~今月16日に獲得したポイントは、18日、(う)今月17日~今月26日に獲得したポイントは、28日―に付与されます。
図:各カードのポイント還元日
カード名 | 集計期間 | 付与日 |
SURUGA Visaデビットカード | 1月1日~12月31日 | 翌年1月中 |
楽天銀行デビットカード | 前月27~今月6日 | 8日 |
今月7日~今月16日 | 18日 | |
今月17日~今月26日 | 28日 |
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