「クレジットカードの還元率」で、クレジットカードを使用した場合の還元率(ギフトカード交換時)は、0.45%~1%程度だと解説しました。記事の中で、“楽天カード”の還元率は、1%・“イオンカード”・“ライフカード”の還元率は、0.5%―だと解説しました。
ただ、クレジットカードの還元率は、年間の使用額によって変わります。年間使用額によって、クレジットカードの還元率が変わる理由は、以下です。(1)まず、年間使用額によって、還元率が変わるクレジットカードがあるからです。例えば、ライフカードの還元率は、年間の使用額によって、0.5%→最大1%(2倍)になります。(2)また、年会費がかかるため、年間使用額により還元率が変わるクレジットカードがあるからです。例えば、還元率:1%・年会費:1,000円 のクレジットカードの場合、(ア)年間10万円使用時の還元率は、0%(還元額:1,000-年会費:1,000)になってしまいますが、(イ)年間100万円使用時の還元率は、0.9%(還元額:10,000-年会費:1,000)になります。
では、年間の使用額が多い場合、どのカードを選べばいいのでしょうか?なお、ここでの“年間の使用額が多い”とは、“年間の使用額が20万円以上の場合”とします。
ポイント還元率が非常に高い―漢方スタイルクラブカードがおすすめです。漢方スタイルクラブカードのポイント還元内容は、以下です。(1)まず、漢方スタイルクラブカードは、1.75%(2000円で7ポイント(35円相当))の還元率があります。(2)また、漢方スタイルクラブカードは、年間利用額によって、以下のいずれかのポイントが追加でもらえます。(あ)年間獲得ポイント数が2,000ポイント以上(58万円使用相当)~3500ポイント未満(100万円使用相当)だった場合、250ポイント(1250円相当)が追加でもらえます。(い)年間獲得ポイント数が3500ポイント以上(100万円使用相当)だった場合、500ポイント(2500円相当)が追加でもらえます。
※ もらえるポイントは、どちらか一つだけなので注意してください(250ポイント+500ポイントではありません)。
なお、漢方スタイルクラブカードには、年会費(1,575円)がかかり*、年会費を無料にする方法はありません。そのため、年間使用額が少ない方には、向きません(年間使用額は、還元率が1%になる―21万円以上が望ましいです)。
* 初年度は無料。
図:年会費を考慮した―年間使用額別:漢方スタイルクラブカードの還元率
年間使用額 | 還元率** | 年間還元額 | 年会費 |
12万6000円 | 0.50% | 2,205円(=126,000×1.75%) | 1,575円 |
21万円 | 1.00% | 3,675円(=210,000×1.75%) | 1,575円 |
58万円 | 1.69% | 11,400円(=580,000×1.75%+1,250(ボーナス分)) | 1,575円 |
100万円 | 1.84% | 20,000円(=1,000,000×1.75%+2,500(ボーナス分)) | 1,575円 |
「おすすめクレジットカード」を解説した記事はこちら
>>https://card.teiiyone.com/cat60/