「クレジットカードと、電子マネーとを組み合わせてポイント二重取り」で、電子マネーのチャージをクレジットカードでおこなうと、ポイントが、“チャージ時(クレジットカードのポイント付与*)”・“使用時(電子マネーのポイント付与)”の―2回もらえると解説しました。記事では、(1)使用時にポイントが付与される電子マネー、(2)プリペイド型電子マネーのチャージに使えて、かつポイントが付与されるクレジットカード―について解説しました。上記記事の中で、WAONのチャージに使用できて、かつポイントが付与されるクレジットカードとして、”JALカード TOP&ClubQ**”・”イオンセレクトカード”を挙げました。
* 電子マネーチャージでポイントが付く―クレジットカードは、限られているので注意が必要です。
** JMB WAONカードにチャージする必要があります。
** WAONのチャージでポイントがもらえる―JALカードには、他に”JAL・VISAカード”、”JAL・MasterCard”がありますが、ここではもっともコスト面で優れたJALカード TOP&ClubQを例に解説します。
ただ、実際にクレジットカードをWAONのチャージに使おうとした場合、どちらのクレジットカードを使うか決めなければなりません。WAONのチャージに使うクレジットカードを1枚に決めるべき理由は、(1)クレジットカードの特典交換には、ある程度まとまったポイントが必要になりますが、(2)二枚を同時に使うと、ポイントが分散してしまう―からです。では、WAONと組み合わせる場合、どちらのクレジットカードを選べばいいのでしょうか?
WAONと組み合わせるなら、JALカード TOP&ClubQがおすすめです。JALカード TOP&ClubQがおすすめの理由は、以下です。(1)まず、JALカード TOP&ClubQの方が、クレジットカード利用額の引き落としに対応した―銀行が多いからです。各カードの―カード利用額の引き落とし対応銀行は、以下です。JALカード TOP&ClubQは、幅広い銀行が引き落としに対応しています。一方、イオンセレクトカードは、イオン銀行しか引き落としに対応していません。(2)次に、JALカード TOP&ClubQの方が、還元率が高いからです。各カードの―カードの還元率は、以下です。JALカード TOP&ClubQの還元率は1%(ショッピングマイル・プレミアム加入時)***と高いです。一方、イオンセレクトカードの還元率は、0.5%と平均的です。
*** 1マイルを2円と計算するなら、還元率は、2%になります。
図:JALカード TOP&ClubQと、イオンセレクトカードとの比較
カード名 | クレジットカード利用額の引き落としに対応した―銀行 | 還元率 |
JALカード TOP&ClubQ | 幅広い銀行が対応 | 1%*** |
イオンセレクトカード | イオン銀行のみ対応 | 0.5% |
ただし、JALカード TOP&ClubQには年間5,250円****のコストがかかるため、カードの年間利用額が少なめの方は、イオンセレクトカードの方がいいでしょう(イオンセレクトカードには、コストはかかりません)。
**** 内訳(年会費:2,100円、ショッピングマイル・プレミアム:3,150円)
「おすすめクレジットカード」を解説した記事はこちら
>>https://card.teiiyone.com/cat60/