「国際ブランドの役割」で、国際ブランドには、“VISA”、“MasterCard”、“JCB”、“ダイナースクラブ”、“アメリカン・エキスプレス”の5つがあると解説しました。記事では、クレジットカードに国際ブランドのマークを付けることで、“国際ブランドの提携加盟店”でそのカードが使えるようになる―と解説しました。
ただ、国際ブランドは、“重視するもの別”に、2種類に分類できます。では、国際ブランドは、どのように分類できるのでしょうか?
加盟店数を重視するタイプ(VISA、MasterCard)と、顧客サービスを重視するタイプ(JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ)とに分類できます。各タイプの特徴は、以下です。(1)まず、加盟店数を重視する―“VISA、MasterCard”は、加盟店数が多いです。しかし、カード保有者へのサービス(キャンペーン等)が、薄くなっています。(2)一方、顧客サービスを重視する―“JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ”は、加盟店数が少ないです。しかし、カード保有者へのサービス(キャンペーン等)が、手あつくなっています。
図:各国際ブランドの―加盟店数とサービス
国際ブランド名 | 加盟店数 | 顧客サービス(キャンペーン等) |
VISA、MasterCard | 多い | 薄い |
JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ | 少ない | 手あつい |
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