「クレジットカードと、電子マネーとを組み合わせてポイント二重取り」で、電子マネーのチャージをクレジットカードでおこなうと、ポイントが、“チャージ時(クレジットカードのポイント付与*)”・“使用時(電子マネーのポイント付与)”の―2回もらえると解説しました。記事では、(1)使用時にポイントが付与される電子マネー、(2)プリペイド型電子マネーのチャージに使えて、かつポイントが付与されるクレジットカード―について解説しました。上記記事の中で、nanacoのチャージに使用できて、かつポイントが付与されるクレジットカードとして、“漢方スタイルクラブカード“・“楽天カード(JCBのみ)”を挙げました。
* 電子マネーチャージでポイントが付く―クレジットカードは、限られているので注意が必要です。
ただ、実際にクレジットカードをnanacoのチャージに使おうとした場合、どのクレジットカードを使うか決めなければなりません。nanacoのチャージに使うクレジットカードを1枚に決めるべき理由は、(1)クレジットカードの特典交換には、ある程度まとまったポイントが必要になりますが、(2)複数を同時に使うと、ポイントが分散してしまう―からです。では、nanacoと組み合わせる場合、どのクレジットカードを選べばいいのでしょうか?
nanacoと組み合わせるなら、ポイント還元率が非常に高い―漢方スタイルクラブカードがおすすめです。漢方スタイルクラブカードのポイント還元内容は、以下です。(1)まず、漢方スタイルクラブカードは、1.75%(2000円で7ポイント(35円相当)付与)の還元率があります。(2)また、漢方スタイルクラブカードは、年間利用額によって、以下のいずれかのポイントが追加でもらえます。(あ)年間獲得ポイント数が2,000ポイント以上(58万円使用相当)~3500ポイント未満(100万円使用相当)だった場合、250ポイント(1250円相当)が追加でもらえます。(い)年間獲得ポイント数が3500ポイント以上(100万円使用相当)だった場合、500ポイント(2500円相当)が追加でもらえます。
※ もらえるポイントはどちらか一つだけなので、注意してください(250ポイント+500ポイントではありません)。
なお、漢方スタイルクラブカードには、年会費(1,575円)がかかり*、年会費を無料にする方法はありません。そのため、年間使用額が少ない方には、向きません(年間使用額は、還元率が1%になる―21万円以上が望ましいです)。
* 初年度は無料。
図:年会費を考慮した―年間使用額別:漢方スタイルクラブカードの還元率
年間使用額 | 還元率* | 年間還元額 | 年会費 |
12万6000円 | 0.50% | 2,205円(=126,000×1.75%) | 1,575円 |
21万円 | 1.00% | 3,675円(=210,000×1.75%) | 1,575円 |
58万円 | 1.69% | 11,400円(=580,000×1.75%+1250(ボーナス分)) | 1,575円 |
100万円 | 1.84% | 20,000円(=1,000,000×1.75%+2500(ボーナス分)) | 1,575円 |
「おすすめクレジットカード」を解説した記事はこちら
>>https://card.teiiyone.com/cat60/