「iDを使うなら、ライフカードがおすすめ」で、ポストペイ型電子マネーのおすすめは、iDだと解説しました。上記記事で、iDがおすすめの理由は、“使える場所が多いから”―だと解説しました。
ただ、iDには、“ドコモの携帯電話しか、おサイフケータイ機能が使えない”―という弱点があります。なお、使用している携帯電話がドコモ以外の場合でも、クレジットカードにiDが搭載されている―“カード一体型”ならiDを使うことはできますが、全てのクレジットカード会社がカード一体型を用意しているわけではありません。iDに対応しているクレジットカード会社(一部抜粋)の、一体型の有無は以下です。まず、オリコカードには、iD一体型が用意されています。次に、ライフカードには、iD一体型が用意されていません。また、イオンカードには、iD一体型が用意されていません。
上記の制限にひっかかって(=使用している携帯がドコモ以外+使いたいクレジットカードにiD一体型がない)iDが使えない場合、もう一つのポストペイ型電子マネー:QUICPayを使うといいでしょう。では、QUICPayを使うなら、どのクレジットカードをひも付ける*といいのでしょうか?
* 利用代金を請求するように設定すること。
QUICPayを使うなら、年間利用額によって、次の年のポイント還元率が上昇する―“オリコカード iD×QUICPay”がおすすめです。“オリコカード iD×QUICPay”の年間利用額による―ポイント還元率上昇の詳細は、以下です。(1)年間利用額が50万円未満だった場合、次の年の還元率は、0.45%になります。(2)年間利用額が50万円以上~100万円未満だった場合、次の年の還元率は、0.68%(1.5倍)になります。(3)年間利用額が100万円以上~200万円未満だった場合、次の年の還元率は、0.77%(1.7倍)になります。(4)年間利用額が200万円以上だった場合、次の年の還元率は、0.9%(2倍)になります。
図:オリコカード iD×QUICPayの年間利用額による―ポイント還元率上昇
年間利用額 | 次の年の還元率 | 還元率の増加幅 |
50万円未満 | 0.45% | - |
50万円以上~100万円未満 | 0.68% | 1.5倍 |
100万円以上~200万円未満 | 0.77% | 1.7倍 |
200万円以上 | 0.90% | 2倍 |
- わき道にそれますが、“オリコカード iD×QUICPay”は、名前からも分かるように、iDも使用できます(“iD”・“QUICPay”の両方を搭載)。iDを使う場合、ライフカードの方がポイント還元率の点で優れていますが、一枚でiD・QUICPayの両方が使える―“オリコカード iD×QUICPay”を選んでもいいかもしれません。
「おすすめクレジットカード」を解説した記事はこちら
>>https://card.teiiyone.com/cat60/