「モバイル電子マネーを使えば、支払いがより簡単になる」で、モバイル電子マネーを使えば、カード型電子マネーよりも支払いが簡単におこなえるようになる―と解説しました。記事では、モバイル電子マネーで支払いがより簡単におこなえる理由として、(1)財布からカードを取り出す手間がかからない(2)使用する電子マネーごとにカードを使い分ける手間がかからない―ことを挙げました。
ただ、モバイル電子マネーには、“ネットワークを使ってチャージをおこなった場合に、パケット通信料が発生する可能性がある”―という欠点があります。ネットワークを使って電子マネーチャージをおこなった場合に、パケット通信料が発生する可能性がある理由は、(1)モバイル電子マネーのネットワークを使ったチャージには、“3G回線を使ってチャージする”・“WI-FIを使ってチャージする”―という2種類の方法がありますが、(2)3G回線を使ってチャージすると、パケット通信料が発生するからです。なお、WI-FIを使ってチャージした場合、パケット通信料はかかりません。では、3G回線を使って、モバイル電子マネーのチャージをおこなった場合、どのくらいのパケット通信料がかかるのでしょうか?
以下の表にまとめました。なお、以下のデータは、“ドコモの携帯電話”でモバイル電子マネーをチャージする―ということを前提にしています。ドコモ以外の携帯電話の場合、パケット数が変わる可能性があります。また、ネットワークの状況によってもパケット数は変わりますので、数値は参考程度にしてください。
図:モバイル電子マネーの3G回線を使ったチャージの―パケット通信料
モバイル電子マネー名 | パケット数* | パケット通信料(参考値)** | |
従来のおサイフケータイ | スマートフォン | ||
Edy | 117パケット | ※ | 25円(=117パケット×0.21円) |
WAON | 75パケット | 75パケット | 16円(=75パケット×0.21円) |
Suica | 300パケット | 300パケット | 63円(=300パケット×0.21円) |
nanaco | 不明 | 不明 | - |
* パケット数は、モバイル電子マネー発行元に問い合わせて教えていただきました。
** 1パケット=0.21円で計算しています。
「おすすめクレジットカード」を解説した記事はこちら
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